Windows Vista から Windows 8 へアップグレードした。
先月下旬に OS を Windows Vista から Windows 8 にアップグレードしました。
アップグレードそのものは非常に簡単で、以下のページから「アップグレードアシスタント」をダウンロード→インストール→実行して、画面の指示に従っていればできますが、、、
物理メモリの一部を、Dataram RAMDisk などの RAM Disk 作成ソフトで仮想ドライブ化している場合は、予め仮想化を解除しておいた方が良いと思います。
でないと、アップグレードが途中で失敗する恐れがあります。*1
また、アップグレード後には次のような問題が発生しました。
- インストール済みのソフトウェアが無効になってしまい、以下のフォルダの中身は、C:\Windows.old というフォルダに強制移動させられてしまう。
- 上記の問題の関係でデバイスドライバーを再インストールしなければならない。
- また、プリインストールされていたソフトウェアは、インストーラーがない限り再使用は難しい。
- ただし、VAIO のプリインストールソフトウェアは以前もあまり使っていなかったので、勿体無いけど特に困ってもいない。
- キーボード配列が「101 英語キーボード」になってしまう。
- Internet Explorer 10 で正しく表示されないサイトが少なくない。また頻繁にクラッシュする。
以上のような問題が残っているので、Windows 8 にアップグレードして、心の底から良かったと思えることはないけど、随所に目新しさは感じます。
しかし、アップグレードキャンペーンも終わってしまったので、これから Windows 8 を購入する人は思い留まった方が良いかもしれません。
まあ、アップグレードによって OS のサポート期間が延びたのと、Windows Vista 時代に起きていた OS の強制終了問題が起こらなくなったことは評価できるかと思います。
関連記事:
rms-099.hatenablog.jp
- パート1:準備編
- パート2:環境を復元する
今回はOSのアップグレードだったので、レジストリの復元は危険ですが、アップグレード前にレジストリの中身を reg ファイルにエクスポートしておくべきでした。
インストーラーがあれば再インストールが可能でしたけど、プリインストールされたソフトウェアにはインストーラーがないことが多いので、そのような場合、アップグレード前のレジストリのデータがないとソフトウェアの復元は厳しいです。
まあ、使えなくても困っていませんが、バックアップしてあるファイルを消すのも忍びないので、結果、無駄なバックアップがハードディスクの空き容量を減らしてしまっており、何だか勿体無いです。
詳しくはこちら↓
rms-099.hatenablog.jp
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*1:以前、Windows Vista を再インストールしようとした時、RAM Disk を解除し忘れていたため、リカバリが途中で失敗して、クリーン・インストールする羽目になった経験があります。