量産メモ帳

忘れっぽいのでメモを残しています。浅く適当に書きます。

確定申告書作成コーナーを利用する。

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※2016年から e-Tax で使用するのは住基カードではなく個人番号カードになりましたので、このページに書かれている内容は一部古くなっています。


4年前の2008年にこのような記事を書きました。
rms-099.hatenablog.jp


その後、状況が変わったので、国税庁への感謝とお詫びと追加の要望も兼ねて、改めて記事を書かせていただきます。


まず、インストール形式の e-Taxソフト( http://www.e-tax.nta.go.jp/e-taxsoft/ )は使わなくなりました。
まだまだバージョンアップしているようですが、使い勝手が良くなったのかどうかは分かりません。


代わりに、Webサイト形式の確定申告書作成コーナー( https://www.keisan.nta.go.jp/ )を利用するようにしました。
これが実に便利です。


まず環境設定に関して言うと、以下のページにある「事前準備セットアップ」ファイルをダウンロードして実行すると、ウィザードが表示されるので、その指示に従えば簡単にできます。

しかもこのページには事前に何を準備すれば良いのか全てまとめて書かれているので、迷うことも少ないと思います。
実際の具体的な手順は以下の通りです。
rms-099.hatenablog.jp


4年前はウィザードどころか、こういったまとまった手順書すらなかったので、事前準備だけで1日近くかかりました。
もしかして、国税庁は、自分が4年前に書いた記事(愚痴)を読んで対応してくれたんでしょうか?
ともかく有り難いです。


次に確定申告書作成コーナーを使えば、ある程度は金額の計算を自動でやってくれるので、数字の入力ミスを未然に防ぐことができます。
また作成途中のデータを自分のPCに保存して、後で作業を再開することもできます。
入力項目が多い人でも、おそらく1日未満で作成できるように思います。


そして何と言っても、3月15日*1の24時までにデータを送信することができれば、わざわざ管轄の税務署に赴く必要もありません。
4年前は21時までだったような記憶がありますけど、3時間もあれば全項目の入力チェック・訂正ぐらいはできると思います。


…と、ここまでは良いのだが、残念な点もあります。
まず、推奨しているWebブラウザがIEだけであること。
FirefoxChrome でも表示はできますけど、所々で動きが変になります。


更に、それ以上に残念というか致命的なのは、Windows が64ビット版 Vista だと、電子証明書を読み込むことができないこと。
つまり、64ビット版 Vista では e-Tax ができません。。*2
Windows7 なら64ビット版もサポートしているというのに、何故なんでしょうか?


あと、電子証明書の発行手数料(500円)は若干高く感じます
せめて300円、つまり1年あたり100円にするか、有効期間を5年にして欲しいですね。


まあ、まだまだ改良の余地はあると思いますけど、4年前に比べれば便利になりました。


関連記事:
rms-099.hatenablog.jp
rms-099.hatenablog.jp

*1:3月15日が土日祝日ならば期限は次の最初の平日となります。

*2:今回は仕方なく Windows XP の PC からデータを送信しました。