量産メモ帳

忘れっぽいのでメモを残しています。浅く適当に書きます。

IP アドレスを取得できないのでインターネットに接続できない。

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諸事情でインターネットサービスプロバイダ(ISP)を変更することになった。
変更後、ある特定の状況になるとインターネットに接続できなくなる問題が発生したので、解決方法も含めメモに残しておく。


変更前は ISP が提供するモデムにルーター機能が付いていたが、変更後に新しい ISP から提供されたモデムにはルーター機能が付いていなかった。
今まで複数台の PC を LAN で接続していたけれど、インターネットに接続できる PC は1台だけとなってしまった。
他の PC をインターネットに接続するためには、接続中の PC の LAN ケーブルを外した後、モデムを再起動(電源の OFF → ON)しなければならなくなった。
ルーターがないと不便。


更に、問題はこれだけじゃなかった。
PC のスクリーンセーバーが起動したり、ロックやスタンバイになると、復帰してもインターネットに接続できなくなってしまった。
ipconfig コマンドで確認すると、IP アドレスを取得できていないことが分かる。
モデムを再起動しても状態は変わらず。


原因は PC のネットワークアダプターの設定だった。
ネットワークアダプターは、"Intel 82567LM Gigabit Network Connection"というやつだが、
このプロパティ画面にある「リンク速度」タブの「速度とデュプレックス」コンボボックスの値が"オートネゴシエーション"になっていたのが良くなかった。
この「速度とデュプレックス」値をその上の「リンクのステータス」枠に表示されている値と同じ"100 Mbps 全二重通信"に変更してみた。
すると、PC をロックしてもインターネットへの接続は維持されるようになり、問題は解決した。


2010/5/7 追記:
当初、ネットワークアダプターの設定に問題があるのでは?と思い、上述の取り消し線の部分で書いたとおりに設定し直してみたところ、一旦は解決した。
けれども、スクリーンセーバーやスタンバイになると、また同じ問題が起きてしまった。
"オートネゴシエーション"を"100 Mbps 全二重通信"に変更するのが正解なのではなく、「速度とデュプレックス」コンボボックスの値を変えることによって、何らかのイベントが発生していることが推測できた。
そこで、また同じ問題が起きた時、コマンドプロンプトで"arp -a"コマンドを発行してみたら、インターネットに接続できるようになった。
ネットワークアダプターの設定を変えるよりは楽だけど、毎回、コマンドを打たなければいけないんだろうか?


2010/5/14 追記:
ようやく以下の方法で解決できることが分かった。*1

  1. モデムを再起動 ⇒ arp テーブルにルーターの IP アドレスと MAC アドレスが追加される。
  2. "ipconfig /release"を実行 ⇒ これを実行しないと、次の"ipconfig /renew"の実行時にエラーになることがある。
  3. "ipconfig /renew"を実行 ⇒ IP アドレスを取得。



DHCP が有効になっているんだから、LAN ケーブルが繋ったら、IP アドレスを自動的に取得してくれよと思う。


2010/6/5 追記:
以前使用していた接続サービスは「au one 光 ホーム」で、今は「iTCOM かっとびワイド」というやつである。

WAN に DHCP で付与されるグローバル IP address の生存期間が 24Hr らしいです。ほぼ固定 IP address の感覚で使えます。

確かに「au one 光 ホーム」を使っていた頃、IP アドレスはほぼ固定だった。
「iTCOM かっとびワイド」は PC を起動したり、"ipconfig /renew"する度に新しい IP アドレスが付与される。


関連資料:


*1:DHCP が有効である場合。