量産メモ帳

忘れっぽいのでメモを残しています。

ASP と SaaS の違いを理解する。

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ASP (Application Serivce Provider) と SaaS (Software as a Service) は似た者同士だろうと漠然と思っていたけれど、言葉の定義にあまり興味なかったので、自分の中で定義を明確にすることを今まで放置していた。
けれども、世の中にはそれらは別物だという主張もあるので、今更だけど自分の頭を整理するために少し調べてみた。
その結果、自分なりに得た結論は「ASPSaaS は呼び方が異なるだけで同じものである」と。


まず、業界団体の ASPIC (ASP SaaS Cloud Consortium) の以下の資料を眺めると、ASPSaaS が同列に扱われていることが伺える。



一方、ASPSaaS は別物であるという意見も、時代毎に呼び方が変わったとみなせば、何となく納得できる。
出展が見当たらなかったけど、Wikipedia を見ると両者の違いが分かる。

  • (昔の典型的な) ASP
    1. ソフトウェアを開発するのは第三者ベンダーで、ASP 業者はそれらを管理・提供するだけだった。
    2. ソフトウェアはクライアント・サーバー形式で、ユーザーはクライアントソフトウェアをインストールする必要があった。
    3. アプリケーションのインスタンスはユーザーの企業ごとに分かれていた。(シングルテナントアーキテクチャー)
  • SaaS
    1. ソフトウェアを管理・提供するだけでなく、自分たちで開発も行う。
    2. ブラウザーがあれば、ユーザーはソフトウェアを利用することができる。
    3. アプリケーションのインスタンスは一つだけで、その代わりデータに区切りを持たせることにより、全てのユーザーによる利用が可能になっている。(マルチテナントアーキテクチャー)



シングルテナントアーキテクチャーとマルチテナントアーキテクチャーに関しては、以下のページにある図が分かり易い。



もっと違いがあるのかもしれないけど、ひとまずこれでスッキリした。


その他の参考資料: