ASP と SaaS の違いを理解する。
スポンサーリンク
ASP (Application Serivce Provider) と SaaS (Software as a Service) は似た者同士だろうと漠然と思っていたけれど、言葉の定義にあまり興味なかったので、自分の中で定義を明確にすることを今まで放置していた。
けれども、世の中にはそれらは別物だという主張もあるので、今更だけど自分の頭を整理するために少し調べてみた。
その結果、自分なりに得た結論は「ASP と SaaS は呼び方が異なるだけで同じものである」と。
まず、業界団体の ASPIC (ASP SaaS Cloud Consortium) の以下の資料を眺めると、ASP と SaaS が同列に扱われていることが伺える。
一方、ASP と SaaS は別物であるという意見も、時代毎に呼び方が変わったとみなせば、何となく納得できる。
出展が見当たらなかったけど、Wikipedia を見ると両者の違いが分かる。
- Software as a service - Wikipedia, the free encyclopedia (以下、一部引用・適当に和訳・加筆。)
シングルテナントアーキテクチャーとマルチテナントアーキテクチャーに関しては、以下のページにある図が分かり易い。
もっと違いがあるのかもしれないけど、ひとまずこれでスッキリした。
その他の参考資料:
- 出版物/Publication | ASPIC(ASP・SaaS・クラウド コンソーシアム)
- 連載:SaaSで一歩抜け出す中小企業:ASPとSaaSの違いをはっきりさせる (1/2) - ITmedia エンタープライズ
- 連載:SaaSで一歩抜け出す中小企業:ASPとSaaSの違いをはっきりさせる (2/2) - ITmedia エンタープライズ