Process Explorer を使う。
Windows 標準のタスクマネージャーだと表示がちょっとあっさりしているし、パフォーマンスモニターだとグラフだらけで仰々しいので、普段はいつも Process Explorer を使っています。
Process Explorer が便利なのはフリーズしたプロセスを強制終了する時で、プロセスを選択して「Kill Process」とか「Kill Process Tree」を実行すれば直ぐに終了させることができます。
また、削除したいファイルやディレクトリがあるのに、正体不明のプロセスがファイルを開いていて削除できないことがあります。
この場合、以下の手順でファイル/ディレクトリを開いているプロセスを特定して、そのプロセスが開いているファイル/ディレクトリのハンドルを閉じることで、削除が可能になります。
- 「View」→「Lower Pane View」→「Handles」を選択する。⇒上部ペインで選択したプロセスが参照しているハンドルの一覧が下部ペインに表示されます。
- [Ctrl]+[F] キーを押す。⇒ Process Explorer Search ダイアログが表示されます。
- 【Process Explorer Search】問題のファイル/ディレクトリの名前を入力して「Search」ボタンを押す。
- 【Process Explorer Search】検索結果に表示されたプロセスを選択する。⇒ ハンドル一覧で当該ファイル/ディレクトリが選択された状態になります。
- 【ハンドル一覧】ファイルを選択→右クリック→「Close Handle」を実行する。⇒ ファイル/ディレクトリが削除可能になります。
但し、ファイル/ディレクトリを開いているプロセスを特定できないことが時々あります。
この場合、OS を再起動すれば、大抵は削除可能になります。
それからメモリ使用量も細かく見ることができます。
デフォルトでは限られた項目しか表示されていませんが、「View」→「Select Columns」をクリックすれば、表示したい項目の選択が可能になります。
メモリ関連の項目の意味は全部把握していないけど、こんな感じで理解しています。
- Private Bytes … プロセスが占有している仮想メモリ量
- Working Set … プロセスが使用している物理メモリ量*1
- Working Set = WS (Working Set) Private + WS Shared
- Virtual Size … プロセスが使用している仮想メモリ量
- 仮想メモリ量 = 物理メモリ量 + ディスクスワップ量
なので、Private Bytes > Working Set となることもあります。
参考記事:
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