goenvで複数バージョンのGo言語を管理する。
Go言語のインストールは、公式サイトからバイナリファイルを落としてくるのが正式なやり方だと思いますが、開発するアプリケーション毎にバージョンを切り替えたい時はgoenvが便利だと思います。
ただし、goenvという名前のツールは以下の通り複数あります。
- https://github.com/syndbg/goenv
- https://github.com/pwoolcoc/goenv
- https://github.com/crsmithdev/goenv
で、今回使うのは一番上になります。
まず、インストールは手順書が用意されていますけど、Macの場合はHomebrewを使ってインストールするのが楽だと思います。
$ brew update
$ brew install goenv
$ echo 'eval "$(goenv init -)"' >> ~/.bash_profile
brewを使うと、/usr/local/Cellar/goenv/ にインストールされます。
次に特定のバージョンのGo言語をインストールします。
インストール可能なバージョンは以下のコマンドで確認できます。
$ goenv install --list
ただし現時点(2019/02/27)での最新の安定版は1.11.5のはずなんですが、上記のコマンドで確認すると1.11.4が最新となっています。
原因は不明ですが、goenv内部のファイルとかが古いのかもしれません。
なので、とりあえず以下のコマンドで1.11.4をインストールしちゃいます。
$ goenv install 1.11.4
go version を実行して「go1.11.4」が表示されたらインストール成功だと思います。
あとは開発するアプリの作業ディレクトリのルートで、以下のようにバージョンを指定してコマンドを実行すれば、.go-version というファイルができて、指定したバージョンで開発できることになります。
goenv local 1.11.4
参考資料