投資家へのプレゼン方法。
面白い記事だったので、一部編集・引用させていただきます。
(前略)
AppGrooves にも投資している 500 Startups の Dave McClure は、以下の5つの点が重要だと指摘しています。
- Market
- Product
- Team
- Customers
- Revenue
(中略)
KissMetrics 創業者兼 CEO の Hiten Shah(500 Startups のメンターでもあります)は、
Simple #startup pitch:
- Problem …「どういった問題を解決しようとしているのか」
- Solution …「どういった解決策(サービス)なのか」
- Traction …「現時点でどの程度ユーザーがいるのか(増加率はどの程度か)」
- Team …「創業チームは誰なのか」
- Future …「今後どのような計画か」
– thats it.
と Tweet しています。
(中略)
500 Startups の Dave McClure は日頃から、
- Problem, NOT solution. …「解決策(サービス)よりも、自分が何を解決しようとしているかの方がずっと重要だよ」
- Customer, NOT technology. …「技術の素晴らしさを語るのではなく、顧客にどういった価値を提供できるのかを説明しなさい」
- UX, NOT code. …「顧客に見えないコードではなく、顧客に見えるユーザーエクスペリエンスを重視しなさい」
- Distribution, NOT PR. …「PRのことばかり言わないで、実際にどのように顧客を獲得していくのかを語りなさい」
- Acq cost, NOT revenue projections. …「創業直後の売上計画なんてどうせ分からないんだから、それなら顧客獲得コストを述べなさい」
と言っています。
(後略)
Dave McClure さんが仰っていることと、Hiten Shah さんが仰っていることは微妙に違っている気もするが、6W2H の観点で強引に整理すれば、こういうことになるのかな?と思いました。
- Why … Problem
- Where … Market
- Whom … Customers
- Who … Team
- What … Product, Customer Value, User Experience
- When … Future
- How … Solution, Traction, Distribution
- How much … Revenue, Acquisition Cost
こういう方法論って、皆がそれぞれ自分自身でイメージしている言葉でもって語られることが多いので、自分なりに整理しておかないと、後で混乱したりする羽目になると思っています。
それから柴田尚樹さんが3つのプレゼン(ピッチ)のバージョンを常に用意しているという話も興味深かったです。
(前略)
実際には、私は、上述の5つ(1. Problem 2. Solution 3. Traction 4. Team 5. Future)を含んだ「30秒バージョン」「1分バージョン」「3分バージョン」を3つ用意してあります。
(中略)
「30秒バージョン」は文字通りエレベーターピッチ用です。
(中略)
「1分バージョン」はパーティーなどではじめて会う人に使うためのものです。
(中略)
「3分バージョン」は、事前にアポを取ってカフェやオフィスで投資家に会う時に使います。
(後略)
なるほど、こうやって使い分けているんですね。
ただし、自分は5秒も話せる自信すらありませんが。