Windows Vista 上の VMware Player に Ubuntu (12.10) をインストールする。
Windows Vista に VMware Player (5.0.1) をダウンロード・インストールする。
VMware Player のインストールは意外と簡単ですけど、Windows Vista では少し注意が必要です。
続きを読むVMware Tools (9.2.2) をダウンロードする。
後で述べるゲストOSをインストールする時に嵌ったのが、VMware Tools のダウンロードとインストール。
VMware Player を起動して、メニューの「Player」→「管理」→「VMware Tools のインストール」をクリックした時、以下のように
「アップデートサーバにコンポーネントが見つかりませんでした。VMwareサポートまたはシステム管理者に問い合わせてください。」
というエラーメッセージが表示されるなら、おそらく手動で VMware Tools をダウンロードしなければならない。
手動でのダウンロードからインストール手前までの手順は以下の通り。
- VMware のサイトから VMware Tools の書庫ファイルをダウンロードする。
- 書庫ファイル(*.tar)を 7-zip などを使って展開し、実行ファイル(*.exe)を抽出する。
- コマンドプロンプトを開き、実行ファイルに /e オプションと出力先フォルダ名を付けて実行し、インストーラーパッケージファイル(*.msi)を抽出する。
- コマンド実行例 … tools-linux-9.2.2.exe /e Temp
- 7-zip などを使ってインストーラーパッケージファイルの中からディスクイメージファイル(*.iso)を抽出する。
- 抽出したファイル … linux.iso
抽出したディスクイメージファイルは、VMware にゲストOSをインストールする時に使用する。
参考資料:
- VMware Toolsのisoファイルを入手する方法(ローカルでVMware Toolsをインストール) - 【チラシの裏.net】
- pc.casey.jp » [VMware] VMware-Tools 最新版のダウンロード
- VMWare Tools for VMware Player 4.0.0 - radical-pluto’s golf diary
- VMware Tools v4.0.2がインストールできない - 元「なんでもエンジニ屋」のダメ日記
Windows Vista 上の VMware Player に CentOS (6.3) をインストールする。
CentOS のインストールも手こずった。
まず、VMware Player に読み込ませる CentOS のディスクイメージをダウンロードする必要がある。
ディスクイメージファイルは、以下のページに記されているミラーサイトからダウンロードできる。
私は以下のサイトからダウンロードしたけど、、
私のマシン環境でインストールが成功したのは bin-DVD 版の一種類だけだった。
- CentOS-6.3-i386-LiveCD.iso ⇒ インストーラーがOSを検出できず。
- CentOS-6.3-i386-LiveDVD.iso ⇒ インストーラーがOSを検出できず。
- CentOS-6.3-i386-bin-DVD1.iso ⇒ 唯一のインストール成功。
- CentOS-6.3-i386-bin-DVD2.iso ⇒ 明示的にインストールしていない。
- CentOS-6.3-i386-minimal.iso ⇒ インストーラーはOSを検出できたが、最後の方でエラーが起きてインストール失敗。*1
- CentOS-6.3-i386-netinstall.iso ⇒ インストーラーがOSを検出できず。
ちなみに、bin-DVD と LiveDVD の違いが分からない人は、以下の記事を読めば、違いが何となく分かると思う。
LiveCDはCDから直接起動できるCentOSで、HDDを使わず使用する事が出来ます。
ただしHDDを使わないため、データの保存やシステム設定の変更はできません。
話を戻して、ディスクイメージファイルを VMware Player に読み込ませて、CentOS をインストールするには、
VMware Player を起動して「新規仮想マシンの作成」をクリックし、【新しい仮想マシン ウィザード】を表示させて行う。
以下、主に変更した項目だけ列挙する。(番号はウィザードの順番。)
- 【新規仮想マシン作成ウィザードへようこそ】
- 【簡易インストール情報】
- [フルネーム] ⇒ 任意の文字列
- [ユーザー名] ⇒ 任意の文字列
- [パスワード] ⇒ 任意の文字列。*2
- 【仮想マシンの名前】
- 【ディスク容量の指定】
- [ディスク最大サイズ] ⇒ 20.0GB
- [仮想ディスク] ⇒ 「複数のファイルに分割」
- 【仮想マシンを作成する準備完了】→「ハードウェアをカスタマイズ」→【ハードウェア】
【ハードウェア】ダイアログには、通常、「新規 CD/DVD(IDE)」は一つしか表示されないので、その場合は「追加」すれば良い。
最後に「完了」ボタンを押せばインストールが始まり、VMware Tools のディスクイメージも勝手に読み込んでくれてインストールが完了する。
なお、似たようなブログは他にいくつも見つかるけど、私の環境では同じようにやっても何故か上手く行かなかった。
- VMware Player + CentOS – 2 | アカベコマイリ (2012/1/9)
- VMware PlayerでCentOSをインストール (2011/2/23)
- VMware PlayerにCentOS導入。練習用Webサーバーを構築1 (2011/1/10)
- VMware Player + CentOS | アカベコマイリ (2010/12/23)
- VMWare Player + CentOS5 環境構築メモ: ある SE のつぶやき (2008/1/19)
おそらくマシン環境の違いだったり、ソフトのバージョンの違いだったりが原因だろうけど、深く追求していない。